テレビドラマ 『川の流れはバイオリンの音』 (2010/05/29)
個々の作品についてあおせの思いますことなど
(黒字はドラマから抜き取ったものです)
中尾幸世という名前をはじめて知ったのがこの『川の流れはバイオリンの音』でした。たまたま、テレビ欄にて、川の流れは・・・、という題を見つけ、その題の美しさに惹かれてついつい見始めたのでした。考えてみればこのサイトを作るきっかけの一番最初のものかも知れません。
行ってくるよ、川を見に
アルプスを下った、小さな川に沿って歩いた。
大きな川に出た。
ポー川、ヒューメ・ポー
ポー川から妹への葉書
ピアノを調律しながらバイオリンのふるさとに近づいた
クレモーナ、イタリアの北の街
壊れたバイオリンは大切に持っているよ
川の日記をつけているよ
元気で A子
調律師 栄子がコンサート・ホールにて誤って壊してしまったバイオリン。このバイオリンを直してもらうために彼女の旅は始まった。もっとも、このあらすじ自体は相対的にそれほど重要なものではないかも知れない。
バイオリン職人 アントーニオ
このバイオリンをごらんなさい、木の年輪を
私は死ぬがバイオリンは決して死なない。
200年、400年と生きつづける。
音はのこり 木はのこり
人の生命は永くはない
栄子と彼女の出会う人達とのふれあい、そして経験する優しい人達との生活。ここにこそ、こりドラマの強いメッセージがあると思う。
白馬のルイジ
娘さん、川の話をするよ
私は若い時、兵隊でドン川のそばにいた
私の帽子、おんぼろの帽子
ドン川で買った 思いでの帽子だ
悲しいこと、つらいこと、楽しかったこと
帽子はドン川の記念
私の祖父も捕虜でした
ヒューメ・アムール シベリア
おじいさんが使っていたスプーンです、アムール川で
いつも靴にはさんでいたそうです
死 飢え 悲惨 みじめな日々
セニョール・ルイジ 祖父と同いどし、73、祖父はアムール川
ルイジはドン川で、同じ冬の音をきいていた
妹への手紙
毎日、うずまきを見ています
バイオリンのうずまき クレモナはうずまきの街
いろんなうずまきがあるよ
教会の扉、椅子、彫刻、パイプオルガンの蓋
レオナルド・ダ・ビンチのデッサンを見たよ
ダ・ビンチはうずまきを書いてなくなった
きっとポー川のうずだ
冬、アントーニオが亡くなった
音の心を教えてくれたアントーニオ
ソニョドーロ アントーニオ
黄金の夢を
川の日記 妹への手紙
ドナウ川を見たよ
Aの音がきこえているよ
ドレミファのラ
赤ちゃんの産声はなぜAなんだろうね
何処の国でも
何故だろう
アントーニオの言葉
一滴の水は川に帰り
一滴の水は海に帰る
ソニョドーロ 黄金の夢を ソニョドーロ
ルイジが亡くなった
アルピーノ、セニョール・ルイジはアルプスへ帰った
音で供養した 始めて鐘をつかせてもらった
パイプオルガンに触った
妹への手紙 川の日記
バイオリンはまだ未完成
ニスが乾いたら必ず送るよ
川に沿って色んな音をきいたよ
どの川にもその川から生まれた楽器がある
ボーはバイオリン
ドナウはバイオリンの調べ
ライン川 パイプオルガンかな
ミシシッピーはトランペット
ハープは何処の川かな
今度は何処の川に行こうかな