朗読
- 題名 「秋の夢」 中尾幸世の朗読 田島和枝の笙
- 日時 1999.10.17
- 会場 森美術館
- ちらしのコメント
ごあいさつ
雅楽では、笙は和音を奏しハーモニーの部分を受け持ちます。その姿は鳳凰が翼をたたんで休んでいる形とされ、その音は『天から差し込む光』を表していると伝えられています。同じ雅楽の楽器であり主旋律を受け持つ篳篥(ひちりき)は『空』を表し、合奏することによって一つの宇宙を表現していたと伝えられます。今回の『秋の夢』では、夢をつづった幻想的な物語といわきの空に満ちる秋の光、天空からの光にたとえられる笙の音色が、すずやかな秋の気配で森美術館を包むことと思います。秋の一日をごゆっくりお過ごしいただけたらと思っております。(中尾)
(ちらしより抜粋)
- ちらしの画像
Last Update 20006.7.16