エッセイ
題名 ヒューマンステージ 音と光のスケッチブック
1981.12  「JUNON」(主婦と生活社)


私は、イメージを喚起してやまない音から、色彩が浮かび、二つは視覚と無視覚の距離を埋めあって、深い関係があるはずなのに・・・といつも思っています。
私の内ポケットには、いつもスケッチブックが入っています。
 ウルトラマリンブルーの表紙で、裏表紙は、窓になっています。
開くと、私の部屋の北の天窓と同じように、天の一角を切り取ることができます。
今、3冊目のちょうど半分。
プラスからマイナスへ、闇から光へと移る中間点。
 スケッチブックの中には、今まで出会った人々の記憶、永遠にさめない夢などが描いてあります。
『光の総体スケッチブック』



エッセイより一部抜粋