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1983.3.23 サンケイ新聞 「アンダルシアの虹」佐怒賀三夫
テレビドラマで、優れた個性を持った演出家といえば、NHKの佐々木昭一郎はその代表的な一人だ。十九日
夜の「アンダルシアの虹」は、一昨年放送されて内外の番組賞を独占した「川の流れはバイオリンの音」に次ぐ川シリーズのパートUである。タイトルにある通り、今回はスペインのアンダルシア地方のグアダルキビル川のほとりに、ひと夏を過ごすジプシーの人たちと、例によっていつもの佐々木作品の主人公の栄子(中尾幸世)との交流を中心に構成されている。(以下続く)
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