微音作成日誌

2001年12月1日から2001年12月31日まで




よいお年を! 投稿者:まてぃあ  投稿日:12月31日(月)22時51分18秒

2001年はあおせさんはじめ、「佐々木」ドラマを語り合えるみなさまと出会えた幸せな年でありました。
みなさまにとって来年もよい年でありますようにお祈り申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして 投稿者:元バリ島民  投稿日:12月31日(月)22時29分57秒

あおせ様はじめまして
このようなHPのおかげで四季ユートピアノについて解りました
わたしはユートピアノを見て映像の素晴らしさに感動し
イタリアのクレモナのポーやブラスチラバにも行きました
機会があればアンダルシア等にも出かけてみたいです
来年はこの素晴らしい作品が再放送
あるいはDVD化されることを望みます
今後ともよろしくお願いします

来年もよろしくお願いいたします 投稿者:あおせ  投稿日:12月31日(月)13時40分32秒

2001年は大変お世話になりありがとうございました。1年間、まさかこんなにも多くの方たちがサイトを見てくださる、中尾幸世さんに関心を持っていらっしゃるということに喜びつつも驚いておりました。
微音空間は2000年の夏、niftyのエリアで立ち上げたのですが、当時、今の状況など全く想像しておりませんでした。
ぼちぼちと、こういう人がいるのだよ、私はこの人にすっかりまいってしまっているのだよと、インターネットのエリアに刻んでいこう、それだけでした。
それだけに、今の状況は本当に嬉しいなと思っています。
2002年がどんな年になるのか、予断を許さない様々な状況がありますが、川シリーズなどの時代を超えた普遍性に倣って、大きな躍進は無理だけれど・・・、やっぱりぼちぼちと末永く続けていきたく思います。
2002年もよろしくお付き合いの程、お願いいたします。

今年もあとわずか…。 投稿者:黒猫  投稿日:12月30日(日)20時18分57秒

色々な事があった一年でしたが、自分自身の意思をしっかり持って生きる事が何より大切だと
痛感した年でもありました。私も未熟な人間ながら精一杯頑張りたいと思っています。
皆さん、良いお年を。そして2002年が多くの人々にとって素晴らしい年になりますように。

(無題) 投稿者:ちな  投稿日:12月30日(日)13時58分38秒

>げんまろさま
そう言っていただけてうれしいです!
これで安心して年を越せます・・・
ちなみに川編は、かなり色がうすくて、ちょっとみずらいかもしれません。

川編バナー 投稿者:げんまろ  投稿日:12月30日(日)13時12分56秒

見えました、見えました。川編も、淡くていい感じですねぇ。
(感想の表現能力が無くてすみません…使える語彙が少ないので)

センスのある方が羨ましい。

リンクフリー 投稿者:あおせ  投稿日:12月30日(日)12時30分34秒

ちなさま、バナー、ありがとうございます。
いろんなサイトを覗くとそれぞれバナーというモノが用意されていて・・・
かっこいいなぁ、あったらいいなぁと思っていたのですよ。しかし、イラストだとか、それこそ、配色、デッサン、こういうモノ全般が苦手な私としましては、涙するしかなかったわけでございます。
ううん・・・、げんまろさま、川編、見えませんか。私がよく失敗したものに、画像ファイルの参照先を自分のハードディスクにしてしまうというのがありましたが、今回は大丈夫なはず。
ただ、そういえば・・・と、つい先程思い出したことがありました。ちょっとトップページに手を加えたのですが、これでいかがですか、見えますか

素晴らしいバナーですね 投稿者:げんまろ  投稿日:12月30日(日)02時58分34秒

「微音」のバナーが無いのがずっと気になっていたのですが、もしも作るなら幸世さんの「まなざし」なのかなぁ…と漠然と考えていたので、イメージぴったり。
色合いもこれしかない感じ。ホントに良いですね。 >ちなさま

ただし、まだ下の「川編」が見えないんですが…?? >あおせさま

恥ずかしながら 投稿者:ちな  投稿日:12月30日(日)02時39分25秒

あおせさまに、今までのお礼をと思い、バナーを作らせていただきました。

資料を持っているわけでもなく、文章での表現も苦手、
得意分野というほどではないのですが、素材の提供という形にさせていただいたのです。頼まれたわけでもなんでもないので、おこがましいかとは思ったのですが・・・
しかもあんなトップにのせていただいて、作っておきながらひとり恐縮
している次第です・・・
いよいよ年も迫り、なにかとお忙しいかと思いますが、
皆様無事に年越しをされましたら、感想やいちゃもん

などいただけるとうれしいです。

では、よいお年を。
来年もこのサイトのさらなる充実を祈っています。

録画したものの… 投稿者:黒猫  投稿日:12月27日(木)15時53分06秒

まだ見てません。(^^ゞ>安寿子の靴
それにしても撮影は葛城さんでしたか〜知りませんでした。
どうも私は録画すると安心してしまってしばらくほっぽり出しておくという
怠惰なところがありまして…。
それはともかくこれからもアーカイブスで貴重なドラマを放送してくれると
いいですね。

安寿子の靴は、 投稿者:げんまろ  投稿日:12月27日(木)02時01分27秒

 安寿子の靴は、確かに葛城さんのカメラワークですね。その頃(1984)の京都市内の風景で、泣けますねぇ。三条京阪がまだ工事中だよ〜(ローカルな話題ですみません)。
 当時、浪人の身で京都市内を徘徊していた私には、市内をさ迷う二人を見ていると、複雑な心境になります。ピッコロ・フューメ佐々木作品上映会も、この頃でしたか…(結局、私はチケットを頂きながら、行けずじまいでしたが)。 > noriさま
 そう、「春・音の光」の放送も84年でしたね。

『安寿子の靴』見たよ。 投稿者:宮田虎彦  投稿日:12月26日(水)14時27分57秒

私には、皆さんのカキコが外界を知る手段です。朗読時間は、短かったようですね。
お読みになった文章の載っている書籍の紹介など、余裕のある方、カキコ下さいな。
『通天閣』は、再放送を録画できて保存しました。
『安寿子の靴』は、テープの若返りができました。
また5分遅くなって、泣いてる人いるでしょうねえ。
橋の二人を上から写すカメラは、クレーンに乗っかってるんでしょうね。
最近、カメラの位置を気にするようになりました。

安寿子の靴 投稿者:nori  投稿日:12月26日(水)05時36分48秒

私も関西在住、演奏会行けなかった組の一人です。ここ数年朗読を聴いていないのでつらいです。テレビでゆっくり安寿子の靴を観れましたし少し元気が出ました、京都の学生時代に駆けずりまわった出町柳の三角州や四条河原町などあちこちが舞台になっていました。夕方にはプロジェクトXで通天閣の話があったり、すっかり葛城哲朗さん一色の日でした。

私には 投稿者:あおせ  投稿日:12月25日(火)23時34分51秒

掲示板などでしか伺い知ることは出来ませんが、演奏会、良かったようですね。あぁ、行きたかったなぁ。
まっ、今年もあと少し。来年は私自身も出来るだけ催しには参加したいと思っています。

「安寿子の靴」を久しぶりに観て、初めて気がついた。数年前まで働いた会社の近くでもロケされていたとは・・・

(無題) 投稿者:ガンテ  投稿日:12月25日(火)00時34分08秒

21日は「叔父(実在しない)を殺害」して仕事を休んで参加しました
行って良かった!8月の森美術館では田村緑様のピアノがクラビノーバ
で残念だなと思っていたのですが、今回はグランドピアノでの共演とな
り、予想以上にすばらしいコラボレーションになりました。正直あんな
に違うとは思いませんでした。(欲を言えば童話の朗読も聞きたかった)
PS、私もクロカワ様以外わかりませんでした。ゴメンナサイ。



想像以上でした。 投稿者:クロカワ  投稿日:12月24日(月)01時59分31秒

21日は、中尾さんの表現力の豊かさに感銘を受けましたが、こちらのみなさまの感想の表現力も
さすがですね。私は初めての体験に、普段と違う感受性を刺激されて、どう表現してよいのか分からない状態でしたが、皆さんの表現することばになるほど、と感心してしまいました。
それは「夢の島少女」を見た後、こちらの掲示板を拝見した時にも似ています。

中尾さんの生の朗読は、想像以上に気迫のあるもので、時間は短くてもとても満足でした。
もっと、いろいろな朗読に触れてみたいと思いました。

会場には、こちらの常連さんもいらっしゃるのかなあ、と思いつつお顔がわかったのは
ガンテさんだけでした。

コンサートなど 投稿者:とまと  投稿日:12月23日(日)21時08分27秒

いろいろなイベントがあっても九州に住む私にとってはなかなか行く事が
出来ないのが残念です。皆様のご報告を重ね合わせて状況を想像するのみですが
詩も曲もよく知らない見にとっては限界があるのが悲しいところです。
別々に詩を読み、曲でも聴いてみることにしようかしら・・・
しかし黒い羊さん、さすがに服装などの観察力ありますねー。
知り合いでしたらチェックを入れられて「センス無い」なんて言われそうです。
(関係の無い話ですみません)

瀧口修造 投稿者:るぽ・びあんこ  投稿日:12月23日(日)13時22分35秒

21日はバスで行ける御近所ということもあり、
平日でしたが残業せずにうかがいました。
すばらしかったです。
内容についても感動についても、
もう私が書くことはございません。

読み方について書かれていましたので中尾さんの名誉?
のためにひとこと申しあげたく。

「樹がくれ」は「こがくれ」と私には聞こえましたが…・違いました?
また「浮標」(ふひょう)については、
外国語に「じゃれる」ことに自らを戒めていた瀧口ですので、
「buoy(ブイ)」と読ませるのは無理があると思います。
(また森鴎外のように外国語読みさせるルビもありません。)
もっとも彼の詩は、音で聞くことよりも視覚的な効果を重視していますので、
朗読するには制約というか、わかりにくさがあったと思います。
音だけで「フヒョウ」と聞いてもよくわかりません。
そのこともあり、プログラムに詩が載っていたのでしょう。
(のぞむらくは、横書きセンターリングでなく、
詩集のとおり縦書きがよかったのでしょうね。)

コンサートにいらっしゃらなかった方には
関係ないことで失礼しました。

またどこかで、きっと・・・ 投稿者:nao  投稿日:12月23日(日)01時30分36秒

昨日の事がまだ頭や体の中で充満しています。
初めて中尾さんの朗読を体験させて頂いて感無量であります。今日仕事をしていて実に生き生きしていたこと、しばらくの間何もかもがスランプだったことが嘘みたいで・・・
五月にテレビのゲストに出演されたときの、何かはにかんだ様な一歩引いた感じの中尾さんからはとても想像できないほどの感情移入された表現に圧倒されて、ある意味で「力」を頂いたように思います。
ホールの隅のほうで観させて頂いたのですが、朗読の間ホール全体の緊張感に吸い込まれていくうちに、あたかもそこにモーツァルトが語りかけている様で(日本語ではありますが)、もう目に涙が出てきて、ただモーツァルトが父に近況報告しているだけなのに。
何かこのところ忘れていた自分なりに想像する力を、引き出して頂いた様に思います。遠い18世紀のヨーロッパで手紙を書きながら読み返している彼の姿を思いながら・・・
きっと次の機会にも中尾さんの朗読をどの様な形であれ体感すべきだとおもいました。この感動はその場で体験するべきだと・・・それは一瞬の事だと。
今年になって中尾幸世さんを知る事ができて、そして「微音空間」さんを通じて多くのファンがいらっしゃる事に対して、うれしく思います。
中尾さんには、くれぐれもマイペースで末永く朗読や声のお仕事を続けて頂きたいと願っています。

締めくくりは初雪の日…その2 投稿者:黒い羊  投稿日:12月22日(土)15時06分00秒

見間違いかも知れませんが、ロビーには、鮮やかな口紅で、ストライプのパンツスーツで宝塚の男役のようにばっちり決めた小林史真さんもいらしたような…。
これから先は冗談ですが、田村さんは三鷹出身…。これからみんなで田村さんの実家におしかけて「忘年会」で、冷蔵庫の中のものを全部飲み食いしちゃうとか!
新世紀の最初の年、われらが音楽旅団?の締めくくりの日は、東京の今年の初雪の日でした(正確には初雪でないかも知れない)。

ちなみに田村さんのCDは1996年の、同じ「風のホール」でのライブ録音。ピクチャー・ディスク社(PDC-1001)による自主制作盤とみました。
安紀・ソリエールさんのCDは、参加している『長岡京室内アンサンプル・デビュー』が有り。N&F制作。ユニバーサルミュージックIMS発売。NF60101
小林史真さんも、CD2作目のレコーディングにはいっているそうです。

締めくくりは初雪の日…その1 投稿者:黒い羊  投稿日:12月22日(土)15時01分50秒

2001年12月21日金曜日。「三鷹市芸術文化センター(三鷹市上連雀6-12-14)風のホール」にて「田村緑の親しみやすいコンサート♯2 ヴァイオリンとピアノの夕べ」が開かれました。吹き抜けみたいに天井の高い、逆三角形のデザインコンセプトの効いた、木づくりのホール。昼はあいにくの天候でしたが、盛況でした。
出演者…
田村緑さん(ピアノ、司会進行)淡い緑か真珠色の、ラメがちりばめられた、ふわっとした衣装。
安紀・ソリエールさん(バイオリン)漆黒のベルベットのシンプルなドレス。ブルネットの髪。
中尾幸世さん(朗読)濃いブルーのベルベットの衣装。上は袖が大きなバルーン状になっていて、下は長い裾がついているはずのところが、大胆に斜めにカットされており、ひざからしたが覗いていて、片方だけ裾が垂れ下がっているというもの。上半身が貴婦人かお小姓風、下半身が真っ青なピーターパン?のようなユニークなドレスでした。

田村さんの解説によると、全体を通じてのテーマは「巴里」ということでした…
プログラム第一部。 
○モーツァルト《ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV378》
○武満徹『ヴァイオリンとピアノのための妖精の距離=x
○ルノー・ギャニュー《与謝蕪村の12の俳句によるピアノ曲》より5篇
ここまでで、ちょうど一時間。
…20分の休憩を挟んで、プログラム第二部。
○フランク《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調》…ほぼ40分の長大な曲。
…アンコール。
○クライスラー《愛の哀しみ》
○唱歌「故郷(ふるさと)」
19時開演。ほぼ21時に終了でした。

中尾さんのパフォーマンスに限っていえば、モーツァルトの曲の前に「モーツァルトの父親宛の手紙」の朗読がありました。スポットライトを浴びて、虚空を見つめながら、眉根を大きく動かしての音読です。彼女の朗読を見た回数は少ないのですが、こういう表情の作り方は、今まで見た事がなかったような気がします。宣材写真にあった、まさにあの様子です。
つぎは、瀧口修造(日本のシュルレアリスト、1950年代に若い世代の美術・音楽を薫陶した人物)の詩作品『妖精の距離』の朗読。これは、彼女にとって、新しい試みと言えるのかもしれません。「欲望の楽器のように/ひとすじの奇妙な線で貫かれていた/それは辛うじて小鳥の表情に似ていた…」これ専門になっては困りますが、必ず続けて欲しい…そう思いました。自分で黙読するだけでは、ゆきつけないイメージもありますから。彼女には、詩に「時間」を取り戻すのに力を貸して欲しいのです。ただことばの読み方については議論が出ることでしょう。わたしは「樹がくれ=こがくれ」「浮標=ぶい」のほうがいいと思います。
蕪村の句による作品は、あおせさんも夏の福島でご覧になりましたよね。今回は、亡くなられた書家?の田村さんのお祖父さんの大きな半紙に書かれた句を、一枚一枚めくり上げながらの静かな朗唱でした。タイミングの難しさか、大きな会場でやりずらかったか、あるいは同じことを繰り返すのは好まないのか…ちょっと活舌の調子が良くなかったかも。いずれにしても、あの作品をグランドピアノで聞いたわけです。田村さんは「ピアノの音が完全に消えるまで耳を澄ませてほしい」と話していました。

ピアニストとしての田村緑さんは、眉をよせ、肩をいからせ、上半身を大きく動かしての「雄渾」な、スケールの大きい演奏が持ち味の演奏家でした。前髪があったら大変だ。バイオリニストや朗読家を、たびたび見やりながらの演奏。アイコンタクトによる機微のはかり方がいいです。

安紀・ソリエールさんのバイオリンは、低めのカサカサするような軽い乾いた音が印象的(あまりに主観的すぎるか)。触っただけで音が鳴り出すという繊細な楽器であることが感じられる一連の演奏でした。エジプトの壁画のように聴衆にずっと横顔だけを見せながらの演奏スタイルは独特かもしれません。

中尾さんは最後に「ふるさと」での歌詞朗読で登場。夏の再演といってもいいでしょうが、最後まで「巴里」でまとめてもよかったかも…。

素晴らしい演奏会でした 投稿者:げんまろ  投稿日:12月22日(土)02時33分22秒

 田村緑さんの演奏会、どのステージも良い演奏でした。私も補足させて下さい。
 中尾さんが出演されていた中で、私が最も印象的だったのは、ルノー・ギャニュー「与謝蕪村の12の俳句によるピアノ曲」から5曲の演奏。
 田村さんの解説の後、田村さんと中尾さんが頷き合って、中尾さんの朗読が静かに始まり…

 菜の花や 昼ひとしきり 海の音

〜演奏〜朗読〜演奏…と間合いが絶妙で、「あうん」の呼吸で演奏が進んでいき、背筋がゾクゾクしました。演奏が終わるごとに、中尾さんが田村さんの祖父(今年3月に亡くなられた)が書かれた「蕪村俳句の書」を一枚一枚めくっていき、書、朗読、演奏とが相まって様々な季節が目の前に展開していきます。「間」「空白」も演奏の一部ですね。水墨画の世界…中尾さんの、あの独特な緊張感!!
何故か夏がありませんでしたが、全曲聴きたかった…と言うのは贅沢でしょうか。プログラムによると、初演の時も俳句の朗読を伴っていたそうです。

 田村緑さんの親しみやすいコンサート一回目は5年前に同じ場所であったとの事ですが、会場で販売されていたCDが『親しみやすい…』の一回目なのではと思われます(間違っていたらごめんなさい−今聴いてるところです)。今日の演奏もCD化されたら良いですね。
 本日のヴァイオリニスト、安紀ソリエールさんは長岡京室内アンサンブルのメンバーとの事で、私には感無量です。演奏は素晴らしかった。 →関西方面の方、聴く機会結構あります。

 嗚呼、今年はなんて贅沢な
 クロカワさまもいらっしゃっていたのですね。

>ちなさま 「愛の悲しみ」はF.クライスラーです。

同じく 投稿者:ちな  投稿日:12月22日(土)02時25分01秒

naoさんおっしゃるところの感涙の境地、私もです!
朗読家・中尾さんの姿は初めてだったので、とてもとても新鮮でした。
田村緑さんのピアノ、安紀ソリエールさんのバイオリン、中尾さんの声、
三重に天上のもののような心地よい音波のシャワーを浴びて、
ちょっと停滞気味だった自分のちっぽけな心まで浄化されたような気がして、
凍てつく寒空の帰り道の足どりの軽いこと軽いこと。

内容をざっと補足させていただくと、
◇第一部 手紙の朗読・「モーツァルトよりザルツブルグの父に」
演奏・モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調

詩の朗読・「妖精の距離」瀧口修造
演奏・武満徹:ヴァイオリンとピアノのための”妖精の距離”

朗読・与謝蕪村の俳句と演奏・ルノー・ギャニュー:与謝蕪村の12の俳句によるピアノ曲より を、一句一曲ずつ交互に5回

◇第2部 演奏・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調

アンコール 演奏・「愛の哀しみ」(作曲者忘れてしまいました・・・)
セカンドアンコール 童謡「ふるさと」の演奏と朗読

#中尾さんの青紫のドレス、パフスリーブにたっぷりギャザーで、
それこそ中世の妖精のよう、と思ったのは私だけでしょうか?

コンサート行ってきましたヨ 投稿者:nao  投稿日:12月21日(金)23時17分01秒

いきなり「モーツァルトよりザルツブルグの父に」の手紙の朗読で開演しましたので、中尾さんの朗読を初めて聴く私は、もー中尾さんが登場しただけで感激だったので、ほとんど感涙の境地でありました。
こんなにも朗読に引き込まれるとは想像していませんでした。感情豊かな表現を、その声とかすかな顔の表情の変化だけで演じるなんて信じられませんでした。
中尾さんは青紫のドレスで、その後瀧口修造の「妖精の距離」の詩や、与謝蕪村の俳句を朗読されていました。
田村緑さんと安紀ソリエールさんの力強く、また優しい演奏とうまくマッチして、時間がすぐに経ち第一部が終了しました。
その後第二部を経てセカンドアンコールで再度登場した時は、童謡「ふるさと」の朗読と演奏で幕を閉じました。
多摩の映画祭に行けなかったけれど、今現在の中尾幸世さんのあるべき姿を体感できて本当に幸せです。すばらしいコンサートでした。

田村緑さんの 投稿者:あおせ  投稿日:12月21日(金)19時23分31秒

仕事を終え、ほっと一息。
今頃、コンサートの真っ最中なのでしょうね。あぁ、東京は遠い。
ほそださま、是非とも関西でなんか催ししたいですよね

また、録画をみました。 投稿者:ほそだ  投稿日:12月21日(金)17時39分22秒

おとといの夜、「四季・ユートピアノ」をみました。Aという字を彫ったりんごの木は、今でもあるのでしょうか。

昨夜は「夢の島少女」をみました。5月の再放送の後、中尾幸世さんは横倉健児さんに再会できたのでしょうか。教室で生徒達が合唱していた歌「ふるさとの花よ香るか今もー」が耳について離れません。あれは何という歌?微音作成日誌にあったかな?

物知りな皆さんの投稿などをまとめたFAQがあるといいですね。今日のコンサートはどんなだろうなー。

楽しみです。 投稿者:クロカワ  投稿日:12月21日(金)01時58分06秒

明日は、いや今日ですね、いよいよ三鷹のコンサートですね。
風のホールって名前がよいですね。
コンサートなんて久しぶりでわくわくします。
そして、中尾さんの生朗読は初めてで、とっても楽しみです。
あ、早く寝なきゃ。

バイオリンの歩く 投稿者:あおせ  投稿日:12月18日(火)00時25分32秒

バイオリンの歩く絵はサイト内にもありますね、えっと・・・
まっ、とりあえず微音空間2のnoriさんからいただいた「川の流れはバイオリンの音」の英語版のシナリオ、には確かにあったはず。

放送ライブラリーに気軽に行くことの出来る人がうらやましい。「マザー」は上映会とBSの再送で見ていますが、興味深い作品だと思います。
げんまろさま、どぉぉんと寄付をされましたか・・・

(無題) 投稿者:げんまろ  投稿日:12月16日(日)23時44分15秒

今日、これまで観た事がなかった「マザー」を観に、放送ライブラリーに行って来ました(なんせ、通勤途中の駅にあるので)。音はヘッドホンで聴くのですが、この手のビデオ図書館としてはかなり画質も良く、期待以上でした。シングルのビジネスホテルに置いてあるようなテレビで、さすがに一人だと大画面でとは行きません…あっ、3人ぐらいで行かれた方が、ちょっと大きな画面で観られます(25インチぐらいかな)。
放送ライブラリーは、ホントにお勧めです。是非どうぞ。
ちなみに、視聴は無料なのですが、寄付を募っていました(賽銭箱みたいで面白い−拝んだりして)。また行こう。

歩くバイオリンの絵 投稿者:宮田虎彦  投稿日:12月16日(日)16時15分00秒

って何の事か、おわかりですか。『川の流れはバイオリンの音』の中のA子の絵です。
実は、この絵を見た時、私は、松谷みよ子さんの『ふたりのイーダ』という童話(といっても22cm210ページの長編です)の映画のある場面を思い出しました。それは、老いぼれた椅子(声は森繁久哉氏です)が、イーダを探して歩き回るシーンです。ご覧になった方いませんか。中尾さんは『ふたりのイーダ』をご覧になっているのではないでしょうか。講談社の司 修氏の挿し絵には、それらしい絵は、見当たりません。映画のアニメーションは、少し気味が悪いのですが、ギコギコと椅子がさまようのですよ。他にご覧になった方、『ふたりのイーダ』のビデオをお持ちの方、検証して下さいな。バイオリンの脚は、fフォーリョ(F孔)のような形でしたよね。この4日ばかり、カキコがないので、書き込みました。こういうのを「思い込みの2乗」だ、なんて言わないで下さい。

なるほど 投稿者:げんまろ  投稿日:12月12日(水)03時19分46秒

 クロカワさま、ありがとうございました。
> 企画書第1稿では「川の流れはヴァイオリンの音」を含む3作品のタイトルを書いていました。

 なるほど、というかやはりというか。
 アーカイブス放送って、急に放送が決まるし、時間変更も度々あるし(そういえば両作品共に放送日程・時間の変更があり、録画ミスした人も多かったのでは?)。
 普通に考えると、先日放送されたばかりのプログラムで上映会でやって、沢山人が集まる…って事はなかなか考えにくいですよね。クロカワさまの「くやしかった」というのも、ごもっともです。しかし、今回は「四季」のアーカイブス放映があったが故に、より多くの人が集まった面もあるかと。何か通常には無い力が作用していた様な気がします(大げさ?)。もし3作品上映が実現していたら、さらにあの会場では入りきらない程の人が来たんじゃあないか−などという想像はしてしまいますが。
 2作品は、同じ制作者、同じ主役で、手法的に似たシーンも多いし、もともと一緒に鑑賞される事を想定して制作されている訳では無いだろうし、少々勝手な心配もしておりました。が、上映中の会場の凄い集中力というか、何か気が充満した様な雰囲気が嬉しく、かつ両作品の力に改めて驚かされました。あおせさまの仰る
> 連続して観ることで二つの作品の関係が今までより少し納得できたような
……確かに……私には2作品の違いが今までより際だって感じられました。「夢の島」が「伝説の…」と語られ続けた事が、再放送で見た時より実感できたような。
 やっぱり大画面?

安寿子の靴 投稿者:カイ  投稿日:12月11日(火)12時25分12秒

12月24日(月) 23時25分〜翌0時55分 (90分)
ドラマスペシャル「安寿子の靴」
       90分/1984年(昭和59年)
http://www.nhk.or.jp/archives/fr_prog.htm



あおせ様。 投稿者:ギルバルス  投稿日:12月11日(火)08時34分52秒

 「安寿子の靴」の放映は、23日(日)or 24日(月)?

プログラムのこと 投稿者:クロカワ  投稿日:12月11日(火)00時14分54秒

げんまろさま、お返事遅れてごめんなさい。
作品決定に至るまで、これをお話するととても長くなってしまいそうなのですが…
まず、企画書第1稿では「川の流れはヴァイオリンの音」を含む3作品のタイトルを書いていました。この3本にした理由は、まず「夢の島少女」これは初めて見る人への衝撃度を考えると外せないと思いました。それはこの微音作成日誌を見れば明らかでしたから。「四季」と「川の流れ」の2本は「夢の島」を見た人なら絶対見たいはず!の確信から選びました。この時点では、「四季」のアーカイブス放映は決まっていませんでした。そして、私も今回の上映が最初で最後!くらいの意気込みで望んでいたので、最高傑作の呼び声高い「四季」は外せないと思いました。
その後、まあ紆余曲折ありまして2本しか出来ないことになったのですが、プログラムが決定してからアーカイブスの放映も決まったので「NHKさん、教えてくれよ〜」とちょっとくやしかった!「川の流れ」にすれば良かったなどとも思いましたが、あおせさんがおっしゃるようにこの2本を続けてみることの意味もあったかな、と今は思っています。
川シリーズは来年やるって手もありますからね!
ちなみに「川の流れ」をちょっとだけ上映した理由は…。
これも説明すると長くなるので是枝さんのおかげ、とだけ言っておきます。

「安寿子の靴」、これと「匂いガラス」をアンケートの次回上映のリクエスト欄に書いてくださった方がいましたね。
そういった優れたTVドラマを上映するっていうのも、今後企画すると面白いかも…

戯れに・・・ 投稿者:まてぃあ  投稿日:12月10日(月)21時46分59秒

あれこれ検索していたら割と最近のであろう「浜中」駅の画像を発見。
あまりかわっていないようですね。

「安寿子の靴」これもかなり好きなんです、実は・・・

http://www.railway.gr.jp/tabi/suzu/suzu09.htm


放送ライブラリー 投稿者:あおせ  投稿日:12月 9日(日)03時00分09秒

放送ライブラリーといえば、どうしてでしょうね、中尾幸世さんの出演しているオーディオドラマが収録されていません。「ひろばまぼろし」も「天の記憶」も「赤糸・・・」でさえですよ。おおにしさま、いらっしゃるのでしたら、がつぅぅんとオーディオドラマもリクエストしておいてくださいませ。
クロカワさま、教えていただきありがとうございます。なるほどそうだったんだ・・・と納得しております。
げんまろさま、私も決定した理由ってお聞きしたいですよね。ただ、連続して観ることで二つの作品の関係が今までより少し納得できたような、そんな気もします。
そうだ、ショコラさまがアーカイブススペシャルのことを書いていらっしゃって、何処からの情報かなと思っていたのですが、情報誌に年末までのテレビ放送予定が出ていたんですね。山口百恵もいいけどさ、ちょっとね・・・、というのが本心。
ただ、『安寿子の靴』の再放送がありますね。これは・・・

クロカワさまへ質問 投稿者:げんまろ  投稿日:12月 8日(土)20時10分00秒

 私も、クロカワ様に質問させていただいてよろしいでしょうか?

 ひょっとして何処かに書かれていたらすみません。今回映画祭で上演されたのは「夢の
島…」と「四季…」の2作品でしたが、この2作品を「最初の企画書を書き始めた5月か
ら」お考えになっていたのでしょうか?今回の2作品決定した最大の理由は何だったので
しょう?他に候補は挙がったのでしょうか?

追:クロカワ様の事前の書き込みにより、Myざぶとんを持っていったおかげで快適で
した(2本連続って結構辛かったりします)。感謝感謝です。 

タイトルのことなど 投稿者:クロカワ  投稿日:12月 8日(土)17時29分25秒

映画祭(11/25)から、もう2週間がたちますね。
関係の資料を、まだまだ片付けきれずにいます。
落着いたら、当日販売していたパンフレットを通販しようかと思っておりますが。

さて、リトルリバー様、タイトル「RESPECT佐々木昭一郎」は私がつけました。
最初の企画書を書き始めた5月からこのタイトルでした。
当日配布資料にも書きましたが、RESPECTの意味は「尊敬する。価値あるものに対し、それにふさわしい敬意を払う」と辞書にあります。是枝さんとお客様のおかげで、このタイトルが生きたと思っています。当日は「RESPECT中尾幸世」でもありましたね。

そして、あおせさま、中尾さん・佐々木さんは是枝さんに絶大な信頼を寄せてらしたので、特にトークの内容に関する打ち合わせというものはありませんでした。お二人とも「是枝さんにお任せします」とのことでしたので。
でも、中尾さんが勉強家だなあと思ったのは、映画祭の1週間前、銀座での是枝さんのドキュメンタリー作品を中心とした上映会にわざわざ来てくださったこと。7時間に及ぶハードな(?)上映会で、私は都合で最後まで見られなかったのですが、後でお聞きしたら、ちゃんと最後までご覧になったとのこと。トークの質疑応答まで正確に覚えてらっしゃいました。

是枝さんと中尾さんが一緒に作品を創ったら…
というのはとても楽しい想像なので、実現するかは別として夢見ていたいですね。

放送ライブラリー 投稿者:おおにし  投稿日:12月 8日(土)14時12分20秒

お久しぶりです。

放送ライブラリー、便利そうですね。
そのうち行ってみようと思います。

「四季」「アンダルシア」の他に、「マザー」と「さすらい」が見られるようですね。
(すべて検索していないので、もれがあるかも・・・)

ただ、「夢の島少女」がないのが残念!
リクエストすれば、置いてくれるのかな。

カレンダー 投稿者:とまと  投稿日:12月 7日(金)22時11分47秒

前にも書いたのですが、新潮社からカレンダー1,000円で出ていますよ
小さい物ですけど印刷はきれいです。
大きな書店で売っていると思いますがなくなるのは早いかも。です

有元利夫カレンダー 投稿者:宮田虎彦書店  投稿日:12月 7日(金)21時25分20秒

丸善で、2002年有元利夫カレンダーを1400円で売っています。
>あおせ様 しばらく、あっ、しばらく〜。お待ち願いまする〜。

http://www.maruzen.co.jp/


買いました 投稿者:あおせ  投稿日:12月 7日(金)00時29分42秒

宮田さま、私も「芸術新潮」を買いました。さて、宮田さま、どうやら宮田さまも「天の記憶」をお聴きになっているご様子。いかがでしょう。ドラマの感想などをメールにて私にいただけないでしょうか。オーディオドラマコンテンツ充実のためになにとぞよろしくお願いいたします。
ほそださま、そう、関西。関西、夜行バスに乗らなくてもいいですもんね。私には残念ながらお呼びするだけの力がございませんよ。ここはなんとか、noriさんに一肌脱いでいただきたいところ。

クロカワさま、なんだか嬉しいですよ。こういうお話を聞くのは大好きです。
私としては中尾幸世さんのことが知りたいのです、中尾幸世さんの参加が決まった後、当日までの間、打ち合わせのことやエピソードみたいなもの、あれば教えてくださいませ。

最後にガンテさま、ありがとうございます!

少しずつでも 投稿者:リトルリバー  投稿日:12月 7日(金)00時22分26秒

>クロカワさま
 さっそくのご回答ありがとうございました。
 「RESPECT佐々木昭一郎」の企画がクロカワさんの熱意と粘りのおかげで実現したことがよくわかりました。本当に感謝してもしきれないほどです!
 やはり出演交渉は大変だったのですね。でも出演が決まって「本当にその時は涙が出そうなくらいうれしかったです。」というところを読んだときには、私もウルウルしてしまいました。その時のクロカワさんの気持ちが伝わってきます。
 まだまだ語りつくせないことがおありのようですので、少しずつでもエピソードを教えてください。
 まず一つ聞きたいのは「RESPECT佐々木昭一郎」というタイトルは、クロカワさんがつけたのでしょうか。

芸術新潮11月号1200円 投稿者:宮田虎彦  投稿日:12月 6日(木)19時05分16秒

有本利夫氏の絵や彫刻がいっぱい載ってました。
オーディオドラマ「天の記憶」に登場する絵の画家です。
これだけ見られて1200円なら安いかな。
中世+能面のイメージかな。

すこしずつ 投稿者:クロカワ  投稿日:12月 6日(木)13時06分11秒

みなさまのうれしいお言葉に誘われて、差し支えない範囲でこれまでの経緯など少しずつ、お話ししてゆきたいと思います。(本当は話したくて、しょうがないのですよ!)何かこれが知りたい、ということがありましたら、お聞かせください。いろんなことがありすぎて、何からお話したらよいものか…
まず、リトルリバーさんのご質問にお答えしますが、Q&AはFAXでやり取りしたものです。
佐々木さんは思いつくとすぐ「これも付け加えて」と送ってくるので10/20と記しましたが完成したのは映画祭の前日でした!
しかし、見直すと打ち間違いも多く、訂正版をあおせさん、池田博明さんにお送りしたのでそちらをご参照ください。池田先生のホームページでは、さらに佐々木さんの追記が加えられているので、ぜひご覧になってください。

出演交渉は、スムーズとは言えませんでした。
私も最初に電話する時はとても緊張しましたし、一回目の電話でトークの出演を承諾される方はいらっしゃいませんでした。
人前に出たくない方たちを、無理矢理引っぱり出してよいものかと一時は悩みました。
中尾さんは「時間を、下さい」とおっしゃいました。
是枝さんも同じ事をおっしゃいました。
しかし、それは否定的なニュアンスでなく、本当に自分自身でお考えになって答えを出したいという意志的なものに感じられたので、私は待ちました。
そして、みなさんからとてもうれしいお答えをいただけたのです。
本当にその時は涙が出そうなくらいうれしかったです。
おそらく、みなさんそれぞれの事情で迷い、そして参加する理由を見つけ出したのだと思います。
そう、たしか中尾さんのお答えは
「参加します」
だったと思います。

それから付け加えておきますが、当日のトークの時の撮影は関係者以外はお断りしていたので一般の方の撮影タイムを別に設けることにしました。
それは、ガンテさんからの事前の質問があったために中尾さんに楽屋でお聞きして実現したものです。みなさん、ガンテさんに感謝しなければなりませんね。(当のガンテさんは帰りの時間があったので、撮れずじまいでした!)
そうそう、最後に楽屋で是枝さんも中尾さんとうれしそうに記念撮影してましたよ!

ほそぼそとやっていきたい 投稿者:げんまろ  投稿日:12月 6日(木)02時59分40秒
> bukiさま
 写真の件では私の書き込み内容により、ご心配をおかけしてしまった様で、恐縮です。
お心遣い、本当に感謝です。撮影した事については、暖かいご支援ばかりで、撮って良か
ったのかなあ…とありがたく感じている次第です(あおせ様に感謝です)。

 25日当日は、関西から来られた方が多く驚きました。新潟からもいらっしゃった方が
いましたが…(もしご覧になっていたら私宛お知らせ下されば幸いです…あの、ロビーで
17年ぶりリベンジの話しをした者です)。私自身は横浜在住ですが、もともと京都出身
なわけで、当日は多摩に日本全国から参集されていたのではないかと、楽しい想像をして
います。

 私が最も心配したのは、先の大仙様の発言にもありました通り、

> 「小さな朗読会などでほそぼそとやっていきたい」

 という中尾さんの意向です。何故、あれだけ絶賛されながら「音の光」で終わってしま
ったのか?
 詮索は無意味ですが、少なくとも現在の中尾さんは今の仕事のペースを本当に大切にさ
れているのではないかと感じています。今のマスコミでは日常的な、やたらと引きずり出
して囃し立てた挙げ句、飽きて捨てる愚…を、中尾さんは好まなかったのではないかと。
写真の件での私のコメントは、これが公開される事で必要以上に騒ぎ立てる事になっては
いないか?…という心配だったのです。

 本当に支援すべきは、現在の中尾さんの活動です。
(あっ12月21日の話しが、あまり出てこないですね)

 最近の書き込みでは(まあいろいろありましたが)、各々に佐々木作品を親身に本当に
大切に感じている方が沢山居る事の現れと、逆に納得した次第です。
 私も10数年前、「四季…」を初めて見た後、見終わって理屈抜きにTVの前で泣いて
しまった事……をこれまで大切に暖めてきたので、誰が何と言おうとこの価値が傷つく事
はありません。これは基本的に言葉では表現できない喜びです(現在形ですよ)。

話変わって
> クロカワさま
本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
もう、感謝の言葉も陳腐に感じられるほどです。

21世紀早々、再放送、上映会、トーク、ひょっとしてDVD…と信じられない歴史的
事件が続いて、舞い上がっています。リトルリバーさまの仰る様、ぜひ出演交渉段階で
のエピソードなどお聞かせいただければ…(さらに舞い上がってしまう可能性もありま
すが)。

来年は関西で 投稿者:ほそだ  投稿日:12月 5日(水)17時53分18秒
ああ、映画祭に参加されて中尾さんの声をきけた方がうらやましい。8月のいわきにいかれた方もうらやましい。あおせさん、来年はぜひ関西に中尾さんを呼んで下さい。

クロカワさんに質問 投稿者:リトルリバー  投稿日:12月 5日(水)01時22分02秒
>クロカワさま
お疲れさまでした。また本当にありがとうございました。
ここでクロカワさんに質問があります。
当日、会場で配られた小冊子というかパンフレットはとても素晴らしいものでした。特に佐々木昭一郎さんのQ&Aは、私が聞きたいと思っていたものがすべて含まれています。トークの時は3人だったせいか、あまり過激な発言はありませんでしたが、Q&Aは佐々木さんらしい回答です。
これはアンケート形式で答えてもらったのでしょうか、それともクロカワさんが直接佐々木さんに質問したのでしょうか。もし後者なら、もっとたくさんの発言があったのでは。
それに企画の段階や出演交渉でのエピソードなどもお聞かせください。
ほかのみなさんも知りたいですよね。

私、映画祭行けないもん。 投稿者:buki  投稿日:12月 4日(火)23時50分20秒
(いやでも次こそはなんとか..)

 私も基本的にりょひさんと同じスタンスです、答えを求めないほう
というか、ずーっと記憶だけで想っていた作品なので、分析しようとしても無理。
 過去に観た四季、川シリーズ以来かかえてきたものはもはや記憶の、断片いや余韻?
残り香?マボロシ?うーん、量的に減衰はしてもより確かな存在となる結晶のような
もの(長い!)となってます。もう解体できないくらい小さく固いんです(しつこい?)。

 このサイトを見つけた当初は作品論や演出論自体自分にとって余分だと思い、
斜め読みしてました(失礼!)。でも最近はスクロールの速度も落ち着き、正直録画を
見れる方がうらやましいなどと思いつつ、自分の思いもしない見方があるものだなと
眺めていました。最近の話題もそのうちの一つに過ぎなかったのですが、目に飛び込んで
くるのも辛いという意味あいの発言もわかる気がします。
 こんな人もいるよということで、評論者さんへのごく軽いフォローと思ってくださいませ
(フォローになってるのか?けっこう長時間悩みました。広い心で読んでくださると感謝)

ついでに
 私が最近の書き込みで気になったのは、げんまろさんの「勝手な撮影お許し下さい、」
のくだり。クロカワさんも何も触れておられないし、画はなごやかな感じだし、こりゃ
私の心配しすぎで、問題はなかったろうとは思いますが、万一、それがナニでしたらば、
関係者の皆様このじじいのはげ頭に免じて許してやってくだされと申し上げたい。
 だらだらと書きつらねてごめんなさい

映画祭終了 投稿者:クロカワ  投稿日:12月 4日(火)20時00分18秒
映画祭がやっと終わり、ほっと一息ついたところです。
何度言っても足りませんが、本当に皆さんありがとうございました。
感謝の気持ちで一杯です。
佐々木さんから嬉しいお手紙をいただきましたので、一部ご紹介いたします。

【会場のみなさんには、本当に感謝。よくぞ覚えていてくれました。
また、創るということ、の本を20年近くも捨てずに持っているひとなど、
私にとってすでにキリスト。】

「創るということ」復刊の話も今なら可能性あり!と思います。
リクエストよろしくお願いいたします。
映画祭期間中、励ましのメールなど下さった方々、忙しくてお返事できない時もありましたが、とても嬉しかったです。
これからも、来年へのご要望など映画祭HPの方でも受け付けておりますのでお待ちしております!

http://www.tamaeiga.org/



ありがとう 投稿者:りょひ  投稿日:12月 4日(火)12時08分35秒

私も映画祭に参加しました。
アーカイブスで初めて「四季ユートピアノ」を見た後、自分の中でこの
作品についてどう解釈していいかわからなかった。
あれは一体なんだったんだ、でも自分の中で今まで見たどの作品よりも
素晴らしいという確信だけがあり、それを再確認したいために映画祭に
参加しました。(夢の島少女見たいのもありましたが)

そして自分の中での答えは、答えは出さなくてもいいんだ、というものでした。
ここはこういうストーリーで、こういう狙いがあるとか、この作品はこういう物である
と解釈しようとすることが野暮なように思えてきたのです。

言葉にできない思いというものが、必ずあると思います。
それが「四季ユートピアノ」にはありました。

クロカワさん、あおせさん本当にありがとうございました。


実は 投稿者:とまと  投稿日:12月 4日(火)01時34分56秒

本当はとっても落ち着いているのです。
JANさま、フォロー有難うございました。
多分多くの方がJANさまと同じような受け止め方をしていると思っています。

私は「見たくないものは見ない」という考えはもっていません。大事な物も見失いかねませんから…
あの書き込みは、書かれた内容よりもむしろ書かれ方(少々嬉々とした)が気に障ったからです。
流れが変わっていても蒸し返されてましたし…
オフラインで書いたのであおせ様の書き込みは見ておりませんでした。

あおせ様にも「すみません」です。


私も 投稿者:めぐ  投稿日:12月 4日(火)01時22分27秒

「○○を売って・・・」の論議について。
私もちがうと思っていたので、あおせさん、とまとさん、JANさんの文章を拝見して、
ほっとしています。


風のような、風の吹き抜けるような音 投稿者:げんまろ  投稿日:12月 4日(火)01時21分55秒

> あおせさま
> 風のような、風の吹き抜けるような音

ってなんだか情景が浮かぶ様な言葉ですね。音の表現なのに…。
「風のオルガン」ってドラマありませんでしたっけ。曲名だったかな。
イメージは広がる。あっすいません。ちょっと寝ぼけてます。ごめんなさい。
テルミンって木でできているので、何だか暖かい感じがします。

> ショコラさま
> DVDが発売されるから再放送はしないって事なのかな!?
 年末の佐々木作品の再放送無し…は残念ですね。
 DVDが先に発売されていた「ユタとふしぎな仲間たち」や「タイムトラベラー(最終回)」
が、先日アーカイブスで放送されましたので、直接は関係ないんじゃなかろうかと思いますが。
DVDは佐々木さんの、新しいデレクターズ・カットで、なんてね。

 もう、11月25日当日の書き込みも、もう既に新着70件以降になってしまいました。
 本当に、この一週間って、たくさんの方のいろんな思いが爆発的に溢れてたんですねえ…。
 つまんない書き込みで、ごめんなさい。


アーカイブス・スペシャル 投稿者:ショコラ  投稿日:12月 4日(火)01時00分28秒

年末年始にかけての「アーカイブス・スペシャル」で、
佐々木昭一郎作品の再放送を期待していたのですが、
残念ながら佐々木作品の放送予定は無いようです。

良いテープでしっかり録画したかったのですが…。
DVDが発売されるから再放送はしないって事なのかな!?


先日 友人に 投稿者:あおせ  投稿日:12月 4日(火)00時00分06秒

テルミンのUFOがやって来たような音色が・・・、残念なことに私はUFOを見たことも、火星ツアーに出かけたこともありませんが。電子楽器であるにもかかわらず、ふわぁっとした、また風の音のような、そんな感じが中尾幸世さんの声と組合わされば面白いかもと思ったわけです、これは、先日・・・
予備知識のない友人にオーディオドラマ『赤糸で縫い綴じられた物語』を聴かせたときの中尾幸世さんの声に対しての彼の感想がフォルクローレのパンフルート(正式な楽器の名前は忘れましたが)の風の吹き抜けるような音に似ているというものだったところから来ていると・・・
長ったらしい文章になってしまいましたが、共通項、風のような、風の吹き抜けるような音という部分で、あ・・・、いいかもと思ったのでした。
げんまろさま、サイトを覗きましたが、残念なことに私のインターネットに繋いでいるパソコンにはスピーカがついておりません。いえ、つぶれるまではあったのですけど。千円台でスピーカ売っているから明日にでも買ってこよう。
TOKIOさま、来年、もしも今回のような機会がありましたら・・・、実はリンクさせていただいているまてぃあさまの掲示板にも書き込みしたのですが・・・、詳しくはそちらをご覧くださいませ。
くどくは申しません、JANさま、まとめていただきありがとうございました。
とまとさま、少しは落ち着きましたか。


私も参加しました 投稿者:TOKIO  投稿日:12月 3日(月)23時06分48秒

11月25日の映画祭に私も参加しました。
げんまろさんの写真を見て、「やっぱりカメラ持っていけば良かった」とか「サインもらえばよかった」とか「せめて握手でも・・・」などと思いながらも、「心の中にしまいこんでおけばいいんだ」とやせ我慢のように自分に言い聞かせております。「今日のことはおぼえています」といった中尾さんの最後の一言に集約されるようにも思っています。
それにしても、ホントに夢のようなひとときでした。企画していただいたクロカワさん方に感謝します。是非、いつか「川」3部作をお願いします。また、企画をいち早く知ることが出来たこのHPにも、あおせさんにも感謝します。当日、よっぽどクロカワさんやあおせさんにお声をかけようと思っていたのですが、人見知りの激しいもので、とうとうはなせずじまいでした。失礼いたしました。また、今度お会いできる機会があれば、勇気をだしておはなししたいと思います。


バーチャル・テルミン 投稿者:げんまろ  投稿日:12月 3日(月)21時59分35秒

黒い羊さんやあおせさんの話題の中にある「テルミン」ってすごく懐かしいです。
久しぶりに聴きました。
前にここで話題になった事があるのでしょうか?

私はバーチャルテルミンで遊んでしまいました(これって既に皆さんご存じなのかな)。
http://theremin.asmik-ace.co.jp/THEREMIN7.html

映画「禁断の惑星」で流れ続けている音楽はテルミンなんでしょうか?


最後にひとこと 投稿者:JAN  投稿日:12月 3日(月)18時36分25秒

人は自分の見たいものを見る、ということなのでしょう。
ただ、私が読みたくない意見、他の人にも押しつけて欲しくない意見には、困惑します。「それは、違うんじゃない」と。あおせさん、とまとさんのお気持ち良く分かります。

赤いサラファンの「私、お嫁行かないもん」の言葉の明るさには、榮子の人に依存せずに自ら生きていく(手に職を付ける)強い決意を感じました。(きっと「嫁に来てくれ」なんて声が沢山あったにもかかわらず、と感じるのが私には自然です。)

馬を買いもどすために稼いだお金を数えるシーンは、ピアノを母校に送ることを決めたシーンで再現されます。そこからは、働くことの尊さが「人の望みのよろこび」と深く結びついて伝わってきます。馬を買いもどすために働いて得たお金は、おそらく榮子にとって生まれて始めて自分で働いて得た貴重なお金だったのだと感じました。

祖父が叱ったのは、リュックを買ったこと、遠くへ行ってしまうかもしれないこと、への苛立ちでしょう。「どこにも行かなくていい、浜で働いていればいい」と云うようなことを言っています。


ここのところ 投稿者:とまと  投稿日:12月 3日(月)13時08分40秒

驚くような論議がされていて、ものすごい発想に呆れてROMっていました。
中尾さんファン云々は抜きにしても、ドラマ中にはここで話されているような事を示唆する
内容は(私には)全く見当たりませんが・・・
様々な方向から読み解くことはイイですけども、あのような話しをいつまでも続けられるのは
はっきり言って不愉快です。(私は♀ですしね)
続けたければ個人的にメールで行ってください。
それから、原作のドラマ化もしていて影響を受けているとは言っても
なんでも「つげ」や「寺山」に結びつけることにはチョット疑問を感じます。


申し訳ありませんが 投稿者:あおせ  投稿日:12月 3日(月)11時29分06秒

申し訳ありませんが、「○○を売って・・・」という話題はこの辺で終わりにしてはいただけないでしょうか。
人それぞれものの見方や解釈はありましょうけど、衝撃性の高い文章や単語は、それを読む人を支配してしまいます。
管理人としては話題の方向を意図的に変えることを好まないのですが、ファンの一人としてはとても辛いものがあるのです。

「赤いサラファン」 投稿者:げんまろ  投稿日:12月 3日(月)01時25分33秒

 ギルバルス様の「酒場で身体を売って稼ぐシーン(暗示している部分)」関連の話題は、最
初に再放送を見てからの10数年間、考えた事も無かったので、非常に興味深いです。

 佐々木さんの「四季・ユートピアノート−シノプシス(ドラマ1984.12)」では、問題の
下りは「栄子は買い戻そうと決心した。亡き母の着物を着て、学校に行きながら、夜、栄子
は酒場で働いた。貯金ができた。馬を買い戻した。栄子は17歳になっていた。」と描かれ
ています。
 それだけで判断すると「酒場で身体を売って稼ぐ」は深読みしすぎなのかなと感じますが、
実際映像では見ると、結構きわどい事をやっていたのを表現したかったのでは…とも思えま
す。でも、亡き母の着物を着て−これ、皆さんどう思います?私には、お守りの様な、心の
支えを身にまとって−と考えたいですね。
 結論はありません。玉虫色ですが、ガンテ様の「正解は観た人の数だけ」でいいんじゃな
いでしょうか。私としては、やっぱりJAN様やガンテ様の解釈に賛同しますけれども、「酒場
で身体を売って稼ぐ」もあり得る解釈と思います。見る人の人生体験によって意味が変わる
シーンなんでしょうか???

 例えば、佐々木さんは意図していたが、中尾さんはそう演じていない…とか。そういう事
もあるんじゃあないかと思います(映画祭のトークを踏まえ)。確かに「ガンバレ、ガンバ
レ」はつげ義春のパロディなのかな…とは思います。25日のトークの中でもつげ氏の話題
が佐々木さんから出ていましたし。
 こういう議論が起こる事が、作品が自分で一人歩きし出す…って事なのかなあ。面白いな
あ。
 では、宮田様の「私、お嫁に行かないもん。」は?
佐々木氏はこの撮影に立ち会わなかったそうで、このシーンへの指示は「赤いサラファンを
歌う」だけだったとの事です(出展は同じ)。このシーンはカメラの吉田氏と中尾さんの想
像力によるもの…だそうです。では、何故お嫁に行かないのか?
 深読みしすぎに注意、かな?

 あっ、「赤いサラファン」は正確でなくて、「緋色(ひいろ)のサラファン」が本当じゃ
あなかったでしょうか?

一週間たちました 投稿者:げんまろ  投稿日:12月 3日(月)01時14分28秒

 25日の映画祭の後、あおせ様に画像を送らせていただいて、そのまま旅に出てしまっていたので、浦島太郎です。
 あおせさま、写真掲載ありがとうございました。
 私の脳みそは、映画祭以来、未だにさまよっています。

>宮田様、buki様、めぐ様
 映画祭の写真の件、お恥ずかしい限りです。コメントありがとうございました。特に、25日の映画祭に参加できなかった方へ、少しでも当日の雰囲気が伝われば幸いです(撮影禁止の秘仏を17年ぶりのご開帳時に撮ってしまった…様な気分…中尾さま、勝手な撮影お許し下さい、ホント)。
 これ、デジカメで撮ったので、結構タイミングずれてます。いやあ、もう私のガイガーカウンターが振り切れていたもので。

アンダルシアの 投稿者:あおせ  投稿日:12月 2日(日)13時24分40秒

リトルリバーさまから「アンダルシアの虹」の舞台となった地を旅行されたときの写真を戴きました。人それぞれ、様々な思いを込めて作品にアプローチしていくのだなと思います。みどやんさま、『創るということ』、復刊して欲しいですね、TAMAでのトークを思い出すと、よりその思いが強まります。
小林史真さんといえば、そうですよ、黒い羊さま、森美術館でのコラボレーションの。
SIMAさんと書く方がいいのかな、活躍されているようですね。私はコラボレーションの後、ハーモニカを買いました。買ったのですが・・・、難しい。いえ、音は出るんですよ、音だけはね。

テルミンは映画の影響でしょうか、たまにテレビやラジオで聴きますね。初めて作られた電子楽器とか。
そういえば、京都は北にある原生林に数人で散策に行ったときのこと。行ったのはもちろん昼間なのですが、様々な樹木の直中でふと思ったことがあります。
原生林、夜、ライトアップされた中で中尾幸世さんとテルミンのコラボレーション。そして、観客はそれぞれ自分の好む場所に座り込んだり寝そべったり、樹木にもたれながらそれを聴く、ただ受け入れる。
機材や音響はどうするんだと叱られそうですが、そんなことを夢想しておりました。

復刊依頼 投稿者:みどやん  投稿日:12月 2日(日)06時46分57秒

佐々木さんの“創るということ”の復刊ドットコムにて,依頼してきました.
少しでも,作品に近づくことができたら・・・そんな思いです.
実現するといいですね.

本願寺横丁の音楽的事件 投稿者:黒い羊  投稿日:12月 1日(土)19時08分09秒

2001年11月30日金曜日。築地本願寺わきのライブハウス「兎小舎」で「柴野さつきと仲間たち〜P・グレインジャーの世界(その三)」の公演がありました(2日目)。
▽グレインジャーという作曲家の業績を紹介する、このシリーズ初のアンサンブル企画で、出演者は…。
柴野さつき(アンチーク・ピアノ、フェンダーローズ=電気キーボード楽器)。E・サティの演奏家として知られるスリムな女性ピアニスト。
やの雪(テルミン)。容姿も演奏スタイルもカリスマ的なテルミン演奏家。意外にかわいい笑顔の素顔。
小林史真(クロマチック・ハーモニカ、ピアニカ=メロディカ、音具によるパーカッション)。クロマチック(半音階)・ハーモニカ奏者の第一人者。
ロム・チアキ=室岡千明(テルミン、パーカッション)。『笑っていいとも』にも「テルミン」講師としてゲスト出演した小柄で快活な女性。
赤城忠治(ギター、ボーカル、テルミン、音具パーカッション)。コマーシャル音楽の世界では著名な方。「フィルムズ」?のリーダー。
宮澤淳一(グレインジャーの研究者、大学講師、アマチュアのテルミン奏者)。現代曲の解説とテルミンの助演。柴野さんと二人でシリーズを企画している方。
以上のみなさん。
舞台の方々に、史真さんの様々のカラフルな音具が置かれてました。
▽〈ロンドンデリーの歌〉の演奏で、柴野さんのピアノ、やの雪さんのテルミン、史真さんのハーモニカのアンサンブルが実現したのですが、それにしてもなんで女性ばっかり…こんなに強烈なプレーヤーが揃ったんだか…。グレインジャーうんぬんは、ふっとんでしまいました。赤城さんが登場するまで不安でもぞもぞしておりました。
…ちなみに電子楽器「テルミン」は、疲れ知らずのバイオリンとオペラ歌手のハミングの中間のような音をだします。チューニング?の時点でもブンブンいってます。
▽いろいろハイライトがありました。この演奏会で、小林史真さんの音楽の片鱗…をちょっと覗けたような気がしています。まだ全貌とはいえません。史真さんの世界というものが、はっきりとありますね。
▽私のベスト・ナンバー…。
〈私のロビンは緑の森へ〉ローズピアノ、テルミン、ハーモニカのアンサンブル。暗い叙情が新鮮でした。ハーモニカのニュアンスのこの一面はすばらしいです。
〈スカイ・ボート・ソング〉ラジオドラマの効果音のようにきらきらしたイメージを喚起する金属の音具が登場。ハーモニカの主旋律演奏。ブレイクがあってからギターと歌が開始。ハーモニカは伴奏に。「目に見えるものまで、音で奪いたい」というお気持ちがあるんでしょうか。
〈カントリー・ガーデンズ〉史真さんがメロディカにもちかえての、音具総動員、二台のテルミンも陽気に歌う、なぜかディズニーを連想させるハチャメチャな子供カーニバル的音楽。これも「史真的音楽」ではないでしょうか。
触れなければならない熱演がありましたが、いま整理できるのはここまでです。すごいものを見てしまったという実感があります。

正解は観た人の数だけ 投稿者:ガンテ  投稿日:12月 1日(土)00時30分07秒

ガンテです
ギルバルスさま  
>一つは、馬を買い戻すため、酒場で身体を売って稼ぐシーンが、何故
>2度もあるのか。
2回あるのは「期間」を感じます、それだけ長い間酒場で働いたという
事だと思いました。しかし、このシーンからは「売春」までは感じとれ
ませんでした、もしそうなら「夢の島少女」のような表現をしたのでは
ないかと思うのですが。家財や馬を売ってしまった家族の暮らしを支え
たのは榮子の稼ぎではなかったかと思う、ラムネの瓶を割るシーンの新
しい制服をみると学校にも行っていたのでは?
>じいちゃんが榮子を叩きながら叱るシーンは、高校生が酒場で働い
>たことだけに対する行動ではないとも思え、そういう思いを強くし
>たのです
このシーンでは「リックサックを買った」のセリフのあとに、じいち
ゃんが「どこにも行かないで働いていればいい」と言って榮子を叱る
のですが?(ネイティブでないと聞き取れないかな?)
ちなみにあの酒場は北海道です、青森じゃないです。
まあ想像できるならその人にとってはそうだったという事でしょう、
想像できない人にはそうでは無いという事だと思います。
(作品はみた人のモノであって誰からもその感想や内容イメージを
強要される必要はありません)正解は観た人の数だけあります。

ナカさま
放送番組センターへ行かれるのですね、ぜひ「アンダルシアの虹」
もみてきてくださいね。神奈川に引っ越したい。

まっ、季節 投稿者:あおせ  投稿日:11月30日(金)23時51分49秒

季節は冬。こちら京都も、日中はいくらか柔らかい日差しもあるのですが、朝晩は本当に冷え込みます。さてと季節違いのお話はちょいと、横に置いておきまして。
11月分の掲示板ログをサイトにアップしました。
「RESPECT佐々木昭一郎」関係の資料をいくらかずつでもアップしていくつもりです。とりあえずは月刊ドラマのTAMA映画祭紹介記事をアップしました。
ところで、パンフレットのQ&Aとか、興味深いしテキストにして載せてみたいなと思っています。クロカワさま、かまいませんか。

私、お嫁に行かないもん。 投稿者:宮田虎彦  投稿日:11月30日(金)22時18分03秒

はどうですか。
寒そうな雨上がり、水滴の蜘蛛の巣のシーンだったかなあ。
狭い村で売春すれば、お嫁に行かれないでしょう。
私の思い違いでしょうか。
私は、多摩に行けなかったもん。

Thank you Mr.JAN. 投稿者:ギルバルス  投稿日:11月30日(金)17時33分41秒

 酒場でのアルバイトシーンについては、僕も売春までは想像していなかったのですが、番組を観てくれた人(60歳、男性)の感想の中で、「昔、飲み屋では身体を売るところもあったし、酔って客に寄りかかるシーンは、そういうことだと思うよ。」という発言があったので、今ではそこまで暗示した可能性もあるかなと思っています。
 また、じいちゃんが榮子を叩きながら叱るシーンは、高校生が酒場で働いたことだけに対する行動ではないとも思え、そういう思いを強くしたのです。
 ただ、青森の船員酒場で、という限定したものではありません。
 随所につげ義春や寺山修司の匂いがプンプンしてたまらなくなります。「百年たったら帰っておいで、百年たったらまた会える」と寺山は、言いましたが100年経っても色褪せない作品になるんだとあらためて思っています。
 宇都宮さんのトイレでのシーンは、やっと分かりました。ありがとうございました。

Re:人の望みの喜び 投稿者:リトルリバー  投稿日:11月30日(金)17時25分09秒

>ozさま
 ありがとうございました。確かにあの場面で「人の望みの喜びよ」が出てくる必然は
あったと思います。ただ榮子の説明でよく店員さんがわかったなあと思っただけなので。

>ハナワさま
 「アンダルシアの虹」は中尾さんが一番好きな作品だそうですね。ここで当日参加
できなかった方のために、私の覚えている範囲で再現してみます。

是枝「佐々木さんと中尾さんのコラボレーション、5本の中であえて言えばどの
 作品が一番好きですか(印象に残っていますか(?))」
中尾「いまから思うと、『アンダルシアの虹』が一番印象に残っています。
 ジプシーの家族と本当になかよくなったことと、イタリア編の時は初めての
 海外での撮影ということで緊張していましたし、スロバキア編では向こうの
 スタッフがいましたから」

佐々木さんも「アンダルシアの虹」についてこう言っていました。
本当はスペインと合作でやるはずだったけれど、フランコ政権後の
ゴタゴタで合作ができなくなって、時にはカメラと録音だけという
最低限のスタッフでつくったそうです。

サインをもらうときにお二人に確認しましたが、これはグラナダの
アルハンブラ宮殿の川をはさんだ向かいの丘で撮ったということです。

はじめまして。 投稿者:ナカ  投稿日:11月30日(金)15時04分54秒

ども、はじめまして。いつもROMってはいたんですが、今日は書き込んでみます。

私も5月のアーカイブ放送を見て、この前の多摩映画祭に行った者です。
みなさんいろいろな考えや資料があってとても重宝させてもらってます。
私は「夢の島少女」だけで頭がいっぱいでした。夢の島少女がなければ映画祭にも行ってなかったし、5月のときは途中からしか見れなかったので、夢の島少女を頭に焼き付けるのに精一杯。
明日、四季・ユートピアノを見に神奈川へ行ってきます。アーカイブスでの四季・ユートピアノは放送されることを知らなくて見れなかったため、まだ1回しか四季・ユートピアノを見ていないので、すべてを理解しきれていないので。
では、お邪魔しました。

中尾さんって綺麗なかたですね。5月のアーカイブの時にゲスト出演しているのは見ましたが、実物はもっと美しく見えました。
中尾派がいるのも納得。

ギルバルスさんの疑問へ 投稿者:JAN  投稿日:11月30日(金)14時31分47秒

いろいろ、謎はつきませんね。私なりの感じ方と理解を書いてみます。

栄子の「一大決心」は酒場でのバイト。「身体を売って稼ぐ」というのは売春をイメージしたのでしょうか?そこまで暗示されているとは、小生は思いません。買春したことはないので想像できませんが、青森ではあのような船員酒場で売春が行われているのでしょうか?それとも「水商売」を広義に「身体を売って稼ぐ」といわれているのでしょうか?
2度出てくるのは、単発トピックではなく、酒場での仕事がある時期継続しているということを示していると思います。もし、1回だけなら、1回のバイトで馬を買いもどしたようになりませんか?また、ラムネのビンの破片の美しさに反応する栄子の日常が、酒場でのバイトにいささかも影響されていないという日常とバイトの対比も強調されます。
ちなみに、あの「頑張れ、頑張れ」もろに「つげ義春」ですね。つげ氏の漫画では、少女は酒場の客に乳首を刺激されながら「頑張れ、頑張れ」と、はやされていました。

トイレでの蝿を追う手(うまく捕まえられませんでしたね)は、そのしばらく後に出てくる宮さん手の不調(カレーのスプーンを落とす、ピアノ鍵盤を前に手を振る)の前哨でしょう。トイレからカレーまでは、例のしりとり的なイメージの連続で栄子の調律の日常がつづられています。この日常描写の額縁になっていると理解していました。でも宮さんが栄子さんの音の日記をトイレで勝手に読んでることは、少々違和感を覚えました。

さ、林檎でも食べよっかな。 投稿者:ギルバルス  投稿日:11月30日(金)13時22分40秒

 「四季・ユートピアノ」の中で理解できない又は他との関連がうまく想像できない場面が、いま思いつくだけで2箇所あります。
 一つは、馬を買い戻すため、酒場で身体を売って稼ぐシーン(暗示している部分)が、何故、2度もあるのか。
 二つ目は、宇都宮先生がトイレで榮子のスケッチブックを観ながら蝿を追うシーン。
 皆々様、如何お考えですか。

 みんなの書き込みを読みながら映画祭に行けなかった自分にまでその場の雰囲気が伝播し、泣いてしまった一昨日、自分はこんな所に居ていいのだろうか、もっとするべきことがあるのではないのだろうか、などと軽い高揚感に包まれ、とうとう午後早退をしてしまいました。
 美術館で絵画を観、新星堂へ行って「主よ人の望みの歓びよ」「第4番」「サラ・ブライトマン」を買い漁り、幾分心を落ち着けました。
 昨晩は、友部正人のライブへ行き好きな「朝は詩人」を聴き、やっと今自分を取り戻した感じです。
 12月21日には東京へ行ければいいなぁ。

人の望みの喜びを 投稿者:OZ  投稿日:11月30日(金)10時37分51秒

リトルリバーさま

私もこの事には疑問を持っていました。
楽譜も調べたのですが、途中のコーラスが出てくる所で低音が「ドシラソ」と1小節ごとに動く以外は明確な所はありませんでした。

しかし、ドラマの展開として「人の望みの喜び」から「I子」の望みを考え、
そして「自分の望みの喜び」として故郷の小学校へピアノを送ることを決意するキーワードになっている曲と思います。
ですから、この曲がここで出てくる必然性は有ったのだと思います。


あおせさま

曲目のリストは時間的に楽なラジオドラマあたりから、作ってみたいと思います。私には曲名の分からない物もかなりあると思いますが、少しずつ記してみたいと思います。


やっぱり行きたっかたなぁ 投稿者:nao  投稿日:11月30日(金)03時51分29秒

行けなかったチームの一人としては、この書き込みを読みながらビデオを見るのが映画祭への参加だと勝手に思い込んでいます。そういえば、「四季・・・」の中で今は無くなっちゃたもの結構ありましたね、田園調布の駅舎や大森山王のドイツ学園、それに井の頭線の電車の車体、そういえば「夢の島」もゴルフ場かぁ、現実的でごめんなさい。でも佐々木作品は不思議と新鮮なので、その時代にうっかり浸りそうになったりして。ただもう若くないのか「四季・・」も「夢の島・・」もエンディングのときはいつも涙ぐんでるなぁ。もっと前向きになって今度は朗読する中尾さんをみなさんで聴きに行きましょう。

感動再び。 投稿者:めぐ  投稿日:11月30日(金)01時58分16秒

画像を拝見しました。げんまろさま、あおせさまに感謝します!!
美しい…
当日の中尾さんの透明なまなざしや、あの素敵なお声を思い出しました。

音は火の中に 投稿者:ハナワ  投稿日:11月30日(金)01時14分34秒

>リトルリバー様

ご親切にありがとうございます。
そうだったんですか。すごい発想ですね…

今日、横浜にある放送ライブラリーというところで、「アンダルシアの虹」を観てきました。
川シリーズは始めて観たのですが、これもとても素晴らしい作品でした。
榮子の魅力やマヌエル一家?とのふれあいも凄まじく印象的でしたが、
フラメンコの動きに意味があることや、ギター職人が板を叩いて相性を選ぶ下りなど
なるほど!的な知識としてではなく、もっと本質的なものを見せられた気がして(曖昧な言い方ですが)
ハッとさせられました。本当に全てのシーンが印象に残っています。
こんなことは滅多にないことです。

私が佐々木作品に触れたのは昨年の「さすらい」が始めてで、
中尾さんを知ったのはこのあいだ放送された「四季」ですが、
私の中でお二人ともすでに重要な作家になってしまいました。
これからも私なりに追っていくことにします。

誰に言えば良いのか、何処へ言えば良いのかわかりませんが、
どうしようもなく嬉しいです。ありがとうございました。

行きたかったなあ。に一票 投稿者:buki  投稿日:11月29日(木)23時10分02秒

宮田さんの書き込みに同感。げんまろさまピューリッツァ賞決定。
でも、振り返ってみると、
 (...作品は作品として、無闇に御本人を神聖視するわけではありませんが)
5月に20年ぶりの中尾さんをTVで拝見してそれだけでもあわあわしてたのに
会場でじかに御本人を目にし耳にしたら、オイラ即死だった、きっと。
ふと

真実とは太陽のようなものだ、どこにでもあまねくふりそそぐが、直視することはむずかしい

などと連想するオイラなのでした

行きたかったなあ。 投稿者:宮田虎彦  投稿日:11月29日(木)22時15分13秒

「げんまろさまからの画像」、拝見致しました。
いやあ、中尾さん、きれいだなあ。こりゃあ、ちな様、泣けてくるわあ。
何とか話題に入り込みたい宮田でした。