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きたさまより感想を戴きました

『DQ』を聴きました。

 冒頭で出演者名がよまれ、「中尾さんはどんな役? これが中尾さんだ、って分かるかな?」などと思って聴いていましたが、あの声が流れてきた途端、すぐに分かりました。透明感が格段に違いました。

 "三月さん"の話を聴くために、"パンク"するかもしれないのに電話をかけてしまう面々。そんな、いわば異常な状況をすんなり納得させてしまう声、と思いました。本当に、あのような秘密のグループが結成されているんじゃないかと考えてしまいます。

 中尾さんの声。深夜、横になって聴いていたのですが、不思議な気分になりました。巧く言えないのですが、あの声にずっと浸っていたい気分でした。

 この作品を聴いて、以前NHKで放送されたドラマをちょっと思い出しました。タイトルも内容も忘れてしまったのですが、不眠症の男が、「羊が一匹 羊が二匹・・・」と千匹(一万匹だったかも)まで数え、最後に「おやすみなさい」と言うだけのラジオ番組を知る、という話でした。その羊を数える女性は、中嶋朋子だったような気がします。声に惹かれる、という点から、このドラマをひょっと思い出したようです。

 オーディオドラマと言えば、某友人は大江健三郎の『死者の奢り』を聴いたことがあるそうです。それに出てくる女子学生の声が岸田今日子さんだったらしく、とても迫力があった、と言ってました。オーディオドラマのことを考えるとき、いつもこの作品が気になってます。一度聴いてみたい、岸田今日子さんの「ペイは貰うわよ」という台詞...。

 他の作品も早く聴きたい思いでいっぱいです。 では、失礼します。