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Saturday, July 11, 2009

1994.12.6 「産経新聞」 (P15読書面・書評) 宗教を越えた普遍性を感じる~ 青山圭秀著「真実のサイババ」

宗教を越えた普遍性を感じる~青山圭秀著「真実のサイババ」 

1994.12.6「産経新聞」(P15読書面・書評)

 

Posted by soujyou at 9:54 PM
Edited on: Saturday, July 11, 2009 9:55 PM
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1994.8.11 「産経新聞」 (P12読書面・書評) サン=テグジュペリ最後の日々~ ジョン・フィリップ著 「永遠の星の王子さま」

1994.8.11 「産経新聞」 (P12読書面・書評) サン=テグジュペリ最後の日々~ ジョン・フィリップ著 「永遠の星の王子さま」

 永遠の星の王子さま

サン=テクジュベリ最後の日々

第二次大戦中の一九四四年七月三一日、サン=テクジュベリは偵察飛行に出撃し、そのまま消息を絶った。当時「ライフ」のカメラマンとして彼の属する部隊と行動を共にしていたジョン・フィリップスの撮影した写真が、飛行機乗りサン=テクジュベリの最後の日々を伝えている。

一部抜粋

Posted by soujyou at 9:25 PM
Edited on: Saturday, July 11, 2009 9:27 PM
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そぞろあるき 1993.5.28~6.4   産経新聞

そぞろあるき 1993.5.28~6.4   産経新聞

5/27朗読と音楽


5/29宮澤作品にふれて

5/31志村先生との再会

6/1ひびきの力

 その女性は、私が朗読し終わると、こう話し始めました。

  「最初は、物語の内容を追っていました。そのうちにそれを止めて、声のひびきのみに集中して聞いていました。すると、何かがスッと入ってきて、私の欲しい声、お母さんの腕にだかれて安らぎを感じている自分を思い出したのです」と。

言葉のひびきには不思議な力が宿っています。言葉は、発すれば、必ず相手の心の中に流れ込んでゆきます。

  昨年、奈良県天理市の石神神宮の神業に参加しました。言葉には魂が宿っているという事を、当たり前の様に感じられた古代より受け継がれてきた言霊(ことだま)、祝詞の発声を勉強させていただくためでした。

 年一回のその日は、私の様に一般の者にとって、神職の方から直接に教えていただける貴重な機会です。

  奈良に居る、という事だけでも、いにしえの大和の言霊の息吹にまみえ、生き生きとしてくる心。古代への深い憧憬をともなって、押さえがたいものがあります。

 二日目の午後、直会(なおらい)の後。「良い神職さんにおなり下さい」とお声を掛けて下さるご婦人がいらっしゃいました。

  「神は言葉なり、最初に言葉ありき」とは聖書の御言葉ですが、普通の生活者の私であっても、言葉という仕事に携わる身にとって、その御婦人の言葉は、まほろばのいにしえ人よりの伝言、励ましの言葉の様にも聞こえ、胸中、熱いものがこみ上げてきました。

  すぐ又、まい戻った音の洪水の中で、古代の豊かな精神の調べに浸った後の私には、帰る途中のスポーツ中継のざわめきの中の日本語が、暫くは、聞きとりづらいものでした


6/2映画「マルメロの陽光」

6/3横顔に豊かな人生

 

Posted by soujyou at 6:26 PM
Edited on: Saturday, July 11, 2009 6:35 PM
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1985.8 季刊「銀河」別冊 手紙 第3号(文化出版局)(P69)いしぶみ 「静かな世界を」

いしぶみ 「静かな世界を」
1985.8 季刊「銀河」別冊 手紙 第3号(文化出版局) (P69)

静かな世界を 中尾幸世

石文は静かな手紙ですね。

このごろ、時間というより、時と言うほうが、合うようになりました。

 時間が、腕時計から、音のない時計に変わったようです。

 腕時計から放たれて、音のない時計をつかんだようです。

 今はもういない、アンモナイトが海に住んでいたころ・・・。今この瞬間、宇宙はとても速いスピードで進んでいます。

 地球儀を見ていると、遠く、高い世界から地球を見守っている、静かな世界を感じます。

 目に見えないから、ほら、と目の前に差し出さなければ信じられない、唯物主義の世界。

一人、一つの役目をつかまえることのできない渇いた重たい世界。

 こんなに混乱しているから、ユートピアノが求められたのだと思います。

一部抜粋

 

Posted by soujyou at 6:20 PM
Edited on: Saturday, July 11, 2009 9:16 PM
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1983.7.4 「La Vie Quotidenne」(浜野商品研究所) (P34~)抱きしめる女たち「EIKOと私」

1983.7.4 「La Vie Quotidenne」(浜野商品研究所) (P34~)抱きしめる女たち「EIKOと私」

Posted by soujyou at 6:06 PM
Edited on: Saturday, July 11, 2009 6:22 PM
Categories: エッセイ

Thursday, July 02, 2009

1982.5.9 「サンデー毎日」(P124~)才媛スターの創作劇場 第二十回 「ウィンド・オー」

才媛スターの創作劇場 第20回 Wind OH   1982.5.9 「サンデー毎日」 (P124~)

 葵は腹巻きをお腹の方にまわしてチャックを手でさぐり100㌦紙幣を一枚取り出すと、管理室のブザーをならし「アオイ」と言った。

昨日まで秋だった。昨晩、急に風が吹いた。今朝、風と風がぶつかり合う音で目を覚ました

 その時、店の片隅にある、旧式の足踏みオルガンを弾こうとしていた男がこちらを振り向いた男はオルガンのキーを押した。

澄んだ音色が店にひびいた。

 ニューヨークでの葵の二ヶ月の目的は、アートスクールで四時間、ダンスファクトリーで四時間、目いっぱいに体と頭を使って自分の街を走って生活することだった。

 こわされた火災報知機を調べにファィアーマンが柱に近づく後ろ姿をねらってピストルやライフルで、射撃する。その90%はいたずらによる、とニューヨークタイムズに出ていた。

 アイリーンと葵は、アイリッシュハーブを、アパートの部屋に運んだ。部屋の中央の電気コタツを脇に移して、アイリッシュハーブを置いた。アイリーンは、アイリッシュハーブの埃を払い銅の弦を一本はじいた。

古い時計のような音がした。

Posted by soujyou at 2:21 PM
Edited on: Thursday, July 02, 2009 10:29 PM
Categories: エッセイ

Wednesday, July 01, 2009

1981.12 「JUNON」(主婦と生活社) (P140~)ヒューマンステージ①「音と光のスケッチブック」

ヒューマンステージ 音と光のスケッチブック 1981.12  「JUNON」(主婦と生活社)

私は、イメージを喚起してやまない音から、色彩が浮かび、二つは視覚と無視覚の距離を埋めあって、深い関係があるはずなのに・・・といつも思っています

私の内ポケットには、いつもスケッチブックが入っています。   ウルトラマリンブルーの表紙で、裏表紙は、窓になっています。 開くと、私の部屋の北の天窓と同じように、天の一角を切り取ることができます。 今、3冊目のちょうど半分。 プラスからマイナスへ、闇から光へと移る中間点。   スケッチブックの中には、今まで出会った人々の記憶、永遠にさめない夢などが描いてあります。 『光の総体スケッチブック』

エッセイより一部抜粋

Posted by soujyou at 11:01 PM
Edited on: Thursday, July 02, 2009 2:22 PM
Categories: エッセイ